2001～02年に全勝シーズンを達成したコネチカット大のリーダーがスー・バードです。2003年からWNBAを本格的に見るようになってから彼女のファンになり、大学時代の映像も多数集めましたが、当時からフロア・リーダーとしては抜群のセンスを持ち合わせていました。WNBAでもオール・ディケイド・チームに選ばれ、WNBAチャンピオン、オリンピック金メダルを獲得するなど、まさに順風満帆なキャリアを過ごしていますが、チャンピオンになった2004年のプレイオフでは鼻の骨を折りながら、フェイスガードをつけてプレーするなど、見かけによらないタフでガッツのあるプレーヤーでもあります。
名前：スー・バード
ポジション：ポイント・ガード
身長：175cm
体重：68.0kg
所属：シアトル・ストーム
背番号：10
生年月日：1980年10月16日
出身地：ニューヨーク州サイオセット
高校：ニューヨーク州クライスト・ザ・キング高校
大学：コネチカット大学
ドラフト：2002年１巡目１位指名（シアトル・ストーム）
主な受賞歴：
ビッグ・イースト・カンファレンス年間最優秀選手（2002）
ウェイド・トロフィー（2002）
ネイスミス・アワード（2002）
WNBAオールスター（2002, 2003, 2005, 2006, 2007）
オールWNBAファーストチーム（2002, 2003, 2004, 2005）
WNBAオール・ディケイドチーム（2006）
＜From Wikipedia＞
【キャリア】
《大学時代》
1998～2002年にかけてコネチカット大学でプレーしたバードは、2000年と2002年にNCAAチャンピオンになるなど、全米で有名になった。優秀な３ポイント・シューターであると同時に、2年・4年時には90%の成功率を誇るフリースローの名手でもあった。学生最後のシーズンには、ウェイド・トロフィー、ネイスミス・アワードなど、大学の年間最優秀選手賞を総なめにした。1年から先発として出場し、114勝4敗という驚異的な記録を残した大学を去った。
《WNBA時代》
2002年のWNBAドラフトで、ポイント・ガードとして初のNo.1ピックとしてシアトル・ストームに１巡目１位で指名された。ストームは前年のNo.1ピックでローレン・ジャクソンを指名しており、２年連続でフランチャイズ・プレイヤーを獲得できたことになる。
ルーキーシーズンに、バードはストームを初のプレイオフ進出に導いた。またルーキーながらオールスターに選ばれ、シーズン終了時にはオールWNBAファーストチームにも選出されるなど、１年目から華々しい活躍であった。バードとローレン・ジャクソンは、往年のストックトンとマローンに例えられる名コンビとなった。バードの１試合平均アシスト数は、ティチャ・ペニチェイロに次いで歴代２位の記録である。
2004年にWNBAチャンピオンに輝いたストームだったが、その後はプレイオフには出場するものの、１回戦での敗退が続いている。2005年には１試合平均12.1得点を挙げるとともに、リーグトップの5.9アシストを記録した。
2006年は１回戦でスパークスと対し、第１戦に勝ったものの、その後２連敗で敗退。2007年は、膝の手術で5試合に欠場したにもかかわらず、ストームは第４シードでプレイオフに進出。しかし、親友のダイアナ・タラージ率いる第１シードのマーキュリーにスィープされた。
バードは、オリンピック金メダル、NCAAチャンピオン、WNBAチャンピオンをすべて獲得しており、これは過去に６人しか達成していない快挙である。
《アメリカ代表》
2004年にアメリカ代表に選出され、アテネ五輪で金メダルを獲得。このときは、ドーン・ステイリーの控えであまりプレイング・タイムは得られなかったが、2008年の北京五輪では堂々たる先発ポイントガードとしてアメリカに金メダルをもたらした。
《ユーロリーグ》
2004～05年シーズンから２年間、ストームのチームメイトであるカミラ・ボディチコヴァとともに、ロシア・リーグのダイナモ・モスクワでプレー。2005～06シーズンにはロシア・リーグ決勝とユーロ・リーグプレイオフに進出した。
2006～07シーズンには、ローレン・ジャクソン、ダイアナ・タラージとともにロシアのスパルタク・モスクワでプレーし、ロシア・スーパーリーグとユーロリーグで優勝した。
(Last Update 2008/9/9)
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