ティナといえばくちびる、くちびるといえばティナである。ゴール下でのパワフルなプレーから、3ポイントシュートまで多彩な攻撃力を持ち、コメッツの4連覇に貢献した彼女も、今では子持ちプレーヤーである(父親は元NBA選手のデーモン・ジョーンズ)。すっかりベテランとなった彼女ですが、超がつくほどの負けず嫌いだけに、最近では弱体化したコメッツでの孤軍奮闘ぶりが痛々しく見える。
名前:ティナ・トンプソン
ポジション:パワー・フォワード
身長:188cm
体重:80.7kg
所属:ヒューストン・コメッツ
背番号:7
生年月日:1975年2月10日
出身地:カリフォルニア州ロサンゼルス
高校:カリフォルニア州モーニングサイド高校
大学:南カリフォルニア大学(USC)
ドラフト:1997年1巡目1位指名(ヒューストン・コメッツ)
主な受賞歴:
WNBAオールスター(1999, 2000, 2001, 2002, 2003)
WNBAオールスターMVP(2000)
オールWNBAファーストチーム(1997, 1998, 2004)
オールWNBAセカンドチーム(1999, 2000, 2001, 2002)
<From WNBA.com>
【キャリア】
《大学時代》
ロセンゼルスのモーニングサイド高校から地元のUSCに進学(ちなみにWNBAでのライバルとなるリサ・レスリーは高校・大学の先輩である)。1994年にはパック10カンファレンスの新人王を獲得。1995-96シーズンには23試合で20得点以上を記録するなど、チームの大黒柱として活躍した。卒業時の通算成績はパック10歴代得点で3位、リバウンドで2位にランクイン。1997年にはコダック・オールアメリカンおよびオールパック10ファーストチームに選出された。
《WNBA時代》
WNBAの第1回ドラフトにおける記念すべきNo.1ピックでコメッツから指名を受け、新人ながらオールWNBAファーストチームに選ばれるなど、コメッツの初優勝に貢献。その後も、コメッツ4連覇を支えるビッグ3の一人として、得点にリバウンドに大活躍する。
シンシア・クーパー引退後は、シェリル・スウープスと二人でコメッツを牽引し、毎年のようにリーグトップ10に入る得点を挙げ、2008年にはリサ・レスリーに次いで二人目となるWNBA通算5,000得点を記録した。
《アメリカ代表》
アメリカ代表として2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪で金メダルを獲得。
《国際経験》
2001年以降、海外リーグへも参加し、2001~02年はイタリア、2003年は韓国、2006~07年からはロシアのスパルタク・モスクワでプレーし、ユーロリーグで優勝。翌シーズンにはスー・バード、ダイアナ・タラージ、ローレン・ジャクソンも加わり、ユーロリーグで2連覇するとともにリーグ得点王にも輝いた。
(Last Update 2008/9/10)
PR