ロサンゼルス・スパークスのキャンディス・パーカーが2008年の最優秀新人に選出された。全米の記者・アナウンサーによる投票で満票を獲得した、完全受賞だった。
2008年ドラフトで1巡目1位指名のパーカーは、得点(18.5)、リバウンド(9.5)、ブロック(2.3)、出場時間(33.6)でルーキー最高の成績を残した。17回のダブルダブルはリーグ1位で、12試合で20得点以上、17試合で10リバウンド以上を記録。3試合で30得点以上を挙げ、7月9日のヒューストン・コメッツ戦ではキャリアハイの40得点を記録した。シーズンを通じて、リバウンドでリーグ1位、得点で4位、ブロックで2位という素晴らしい記録を残した。
パーカーはプロとしての初戦で、34得点、12リバウンド、8アシストと、あわやトリプルダブルというWNBA史上最高のデビューを飾った。5月29日のインディアナ・フィーバー戦では、16得点、16リバウンド、6ブロック、5アシスト、5スチールという史上初の「5X5(5つのカテゴリーで5以上を記録)」を達成した。
パーカーの加入により、前年10-24だったスパークスは、勝ち星を10増やし、ウェスタンの第3シードとしてプレイオフに進出。1回戦でシアトル・ストームを破ったものの、カンファレンス・ファイナルでサンアントニオ・シルバースターズに敗れた。
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