2008年のオールルーキーチームが発表。満票で新人王に選出されたキャンディス・パーカーのほか、ミネソタ・リンクスのキャンディス・ウィギンス、シカゴ・スカイのシルヴィア・フォウルズ、リンクスのニッキー・アノージク、ヒューストン・コメッツのマティー・エイジャヴォン、コネチカット・サンのアンバー・ホルトが選出された。エイジャヴォンとホルトは同票で5位だったため、二人とも選出となった。
投票者はWNBAのヘッドコーチ14人で、自チームの選手をのぞき、ポジションにかかわらず5人を選出することとなっている。
2008年のWNBAドラフトでNo.1ピックのパーカーは、リバウンドでリーグ1位となったほか、得点で4位となるなど、ルーキーでトップの成績を残した。デビュー戦であわやトリプルダブルという鮮烈な登場をした彼女は、その2試合後に、リーグ初となる5つ以上のカテゴリーで5以上のスタッツを記録(16得点、16リバウンド、6ブロック、5アシスト、5スチール)。5月と7月の月間最優秀新人賞も受賞した。
2008年のシックス・ウーマン賞を獲得したウィギンスは、ルーキーで2位の15.7得点、同じく3位の3.2リバウンド、3.0アシストを記録。1試合を除き、ベンチスタートとして出場し、シックス・ウーマンとしては歴代最高の平均得点を記録した。ドラフト1巡目3位指名のウィギンスは6月の月間最優秀新人賞を受賞した。
ドラフト1巡目2位指名のフォウルズは、怪我のためシーズンの半分は出場できなかった。しかし、出場した試合では10.5得点、7.5リバウンドを記録する活躍を見せた。怪我から復帰した9月には月間最優秀新人賞を受賞。17試合中6試合でダブルダブルを記録したが、これはリーグ第5位であった。
アノージクはテネシー大でのパーカーのチームメートであり、セカンドラウンドからオールルーキーチームに選ばれた唯一の選手である。平均得点9.2はルーキーで3位、6.8リバウンド、2.2スチールは同2位の成績であった。エイジャヴォンは1巡目5位指名で、ヒューストンの貴重なベンチプレーヤーとして平均得点8.0を記録。1巡目9位指名のホルトは、全試合で先発し6.5得点を記録した。
<投票結果>
キャンディス・パーカー(ロサンゼルス)- 13
キャンディス・ウィギンス(ミネソタ)- 13
シルヴィア・フォウルズ(シカゴ)- 12
ニッキー・アノージク(ミネソタ)- 11
マティー・エイジャヴォン(ヒューストン)- 5
アンバー・ホルト(コネチカット)- 5
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