インディアナ・フィーバーのエボニー・ホフマンが31票と第2位以下に圧倒的な差をつけて、2008年のMIPを受賞した。第2位は5票を獲得したシカゴ・スカイのジア・パーキンス、第3位はニューヨーク・リバティのシャミカ・クリストンで獲得票数は2票だった。
5年目のホフマンは、今シーズン大きく成長し、得点(10.4)、リバウンド(7.8)、アシスト(1.8)、スチール(1.4)、FG%(46.5%)、3P%(45.6)のカテゴリーでキャリアハイを記録。得点とリバウンドは、2006年に記録した自己最高をそれぞれ4得点、3リバウンドも上回るものであった。2008年のランキングはリバウンドでリーグ第5位、3P%で第2位。
プロ入り以来、チーム屈指のリバウンダーであったが、今シーズンはリーグで唯一90本以上のオフェンシブ・リバウンドを記録。94本のオフェンシブ・リバウンドは、2003年にナタリー・ウィリアムスが記録した109本に次ぐ、フランチャイズ史上第2位の記録となった。
ホフマンは今シーズン、3ポイントシュートを新たなレパートリーに加えた。レギュラーシーズン最終戦のマーキュリー戦にて、4本の3ポイントすべてを成功させ、4本以上の3ポイントを失敗なしで決めたフランチャイズ史上6人目となった。今シーズンの3ポイント成功率は、フランチャイズ史上最高である。
昨シーズンまで、ホフマンは1試合で16得点以上挙げたことがなかったが、今シーズンはキャリアハイの26得点を含む3試合で20得点以上を記録した。フィーバーの選手でMIPを受賞したのは、2004年のケリー・ミラーに続いて2人目となる。